総合労働相談は8年連続100万件超、内容は「いじめ・嫌がらせ」が4年連続トップ

2016/06/08

厚生労働省は、このたび、「平成27年度個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表しました。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000126365.html

平成27年度は、前年度と比べ、総合労働相談の件数が微増、助言・指導申出、あっせん申請の件数が減少しました。ただし、総合労働相談の件数は8年連続で100万件を超え、高止まりしています。

また、総合労働相談のうち、民事上の個別労働紛争の相談内容では「いじめ・嫌がらせ」が66,566件と、4年連続で最多となりました。

なお、「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルの解決を支援するもので、「総合労働相談」、労働局長による「助言・指導」、紛争調整委員会による「あっせん」の3つの方法があります。